2026年9月3日約5分で読めます49【CVR VS IMP】 しょうもないPVはいらない。 でも、結局マーケは 認知が一丁目一番地不動産の買取集客で、リスティング広告・Meta広告・Googleの動画広告を試して見えたこと。 みなさんこんにちわ!運用型の広告代理店「でもやるんだよ」です! しょうもないPVはいらない。でも、認知がなければCVRを改善する土俵にも上がれません。 🐢 運用型広告代理店「でもやるんだよ!」 MARKETING COLUMN 【CVR VS IMP】 しょうもないPVはいらない。 でも、結局マーケは 認知が一丁目一番地 不動産の買取集客で、リスティング広告・Meta広告・Googleの動画広告を試して見えたこと。 この記事の要約 ● しょうもないPVやインプレッションだけを集めても、売上にはつながりません。 ● それでも、結局マーケティングは認知が一丁目一番地です。コトラーの『マーケティング4.0』の5Aでも、顧客行動はAware(認知)から始まります。 ● 広告運用はCVRだけではなく、CVR VS IMP、つまり「転換率」と「接触量」の両方で考える必要があります。 ● 今回の不動産買取集客では、リスティング広告・Meta広告・Googleの動画広告を試したところ、媒体ごとの役割がはっきり分かれました。 ● この案件では、Meta広告のCPCはGoogle広告全体と比べて極端に安いわけではなく、CVRもついてきませんでした。 ● 一方、Googleの動画広告はCPCがかなり安く、認知を広げながら成果にもつながりました。 みなさんこんにちわ!運用型の広告代理店「でもやるんだよ」です! 広告運用をしていると、どうしてもCPAやCVRの話が中心になります。何件問い合わせが入ったのか。クリックした人のうち何%がコンバージョンしたのか。広告費に対して、どれだけ成果が返ってきたのか。 もちろん、全部大事です。 ただ、最近あらためて思ったのが、結局マーケティングは認知が一丁目一番地だよなということです。 認知されなければ、比較の土俵にも上がれない しょうもないPVやインプレッションだけを集めても仕方ありません。誰も読まない記事にアクセスだけを集めたり、興味のない人に広告を大量表示したりしても、売上にはつながりません。 一方で、そもそも知られていなければ、比較の候補にも入りません。比較されなければ検索もされず、検索されなければ問い合わせも発生しません。 コトラーの『マーケティング4.0』では、顧客行動をAware、Appeal、Ask、Act、Advocateの「5A」で整理しています。その最初に置かれているのが、Aware、つまり認知です。 認知だけで売上が生まれるわけではありません。ただ、認知されなければ、その後の行動も始まりません。 広告成果の基本構造 CV = IMP × CTR × CVR CVR VS IMPという考え方 広告運用では、CVRを上げることが正義とされがちです。しかし、どれだけCVRが高くても、広告がほとんど表示されていなければ、コンバージョンの総数は増えません。 反対に、インプレッションが多くても、誰にもクリックされず、問い合わせにもつながらなければ意味がありません。 だから、自分の中では最近、CVR VS IMPという見方をしています。厳密には、どちらかを選ぶ話ではなく、転換率と接触量の掛け算です。 不動産の買取集客で、3種類の広告を試した 今回、ある不動産の買取集客案件で、Googleのリスティング広告、Meta広告、Googleの動画広告を試しました。 具体的な予算や件数はNDAに配慮して伏せますが、媒体ごとの傾向はかなりはっきり分かれました。 META ADS CVRがついてこないなら、CPCが高ければ意味がない Meta広告はインプレッションを広く獲得できました。ただ、今回の配信ではコンバージョンがついてきませんでした。さらに、検索広告と動画広告を合算したGoogle広告全体と比べても、CPCが極端に安いわけではありませんでした。 認知目的で使うなら、認知目的と割り切る。獲得目的で使うなら、クリック後のCVRまで見る。役割が曖昧なまま、インプレッションだけが増えている状態が一番よくありません。 GOOGLE VIDEO ADS CPCがかなり安く、認知から成果までつながった 一方で、面白かったのがGoogleの動画広告でした。一般的には認知施策として扱われやすい媒体ですが、今回はかなり安いCPCで接点を作りながら、その先の成果にもつながりました。 単に安いインプレッションを買えたのではありません。安く表示し、安くクリックを集め、問い合わせまで進んだ。認知と獲得が分断されず、一つの流れとして機能しました。 検索していない人にも、悩みはある 不動産の買取は、毎日検索されるような商材ではありません。売却や整理について悩んでいても、全員がすぐに検索するわけではありません。 悩みはあるけれど、まだ行動していない。そうした人に動画で状況を見せることで、「これは自分のことかもしれない」と気づいてもらえます。 検索広告は、すでに顕在化した需要を回収できます。動画広告は、検索の手前にいる人に悩みを自覚してもらい、需要を顕在化させられる可能性があります。 もちろん、今回の結果だけで「Meta広告が悪い」「動画広告なら必ず勝てる」とは言えません。商材、ターゲット、訴求、クリエイティブ、配信設計によって結果は変わります。 しょうもないIMPはいらない。 でも、IMPがなければ何も始まらない。 大事なのは、インプレッションの数ではありません。そのインプレッションが、次の行動につながったかどうかです。 検索広告で今ある需要を回収しながら、動画広告などで新しい接点を作る。認知してもらい、興味を持ってもらい、必要になったタイミングで思い出してもらう。 結局、マーケティングはこの流れを作る仕事です。 CVRを改善するのは二丁目以降の話です。まず一丁目で認知されなければ、マーケティングは何も始まりません。